6月4日10時52分配信 ロイター
[東京 4日 ロイター] 財務省は4日、2007年1─3月期の法人企業統計で売上高、経常利益、設備投資がいずれも過去最高を更新したことを明らかにした。設備投資(ソフトウエアを含む)は全産業で前年同期比13.6%増加の17兆7287億円となり、16四半期連続増加で過去最高を更新した。
前年10─12月期の同16.8%増加からプラス幅は縮小したものの、5四半期連続2ケタ増加で、「設備投資は引き続き高水準」(財務省)となった。
ロイターがまとめた民間調査機関の予測は、前年同期比9.6%増加だったが、発表された数字は予測を上回った。
製造業は前年同期比12.7%増加、非製造業は14.1%増加だった。
設備投資(除くソフトウエア、季節調整済み)は、全産業で前期比2.8%増加となった。
1─3月期の経常利益は、前年同期比7.4%増加の16兆6672億円となり、過去最高を更新。19四半期連続増益で、いざなぎ景気時(19四半期連続増加)と並んだものの、前年10─12月期(8.3%増加)からプラス幅は縮小した。
売上高は、前年同期比6.3%増加の396兆4390億円となり、16四半期連続増収で過去最高を更新した。16四半期連続増加はバブル期(1987年1─3月期から92年1─3月期)の21四半期連続以来。
同省では、資本金1000万─1億円の中小企業の経常利益が前年同期比5.3%増加と2四半期ぶり増加となったことを受けて「企業部門の好調が続いている」と説明した。
企業の短期借入金は前年同期比3.2%増加、長期借入金も同10.7%増加となり、いずれも4四半期連続増加となった。「金融機関からの借入、企業間信用などが増えている」(同省)という。
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